エポスプラチナカードの旅行保険は、海外が自動付帯、国内が利用付帯です。家族特約もありますが、対象になる家族の範囲が定められ、本会員とは補償額が異なる項目があります。
航空機や手荷物の遅延も、所定の条件を満たせば補償の対象です。海外と国内では支払い条件や対象費用が違うため、旅行の行き先、対象者、事故の種類の順に整理します。
1.海外と国内で支払い条件はどう違う?
海外旅行は自動付帯で、旅行代金のカード払いを条件にせず補償が付きます。対象はカード加入日の翌日以降に日本を出発する旅行です。旅行傷害保険は1旅行につき最長90日で、日本出国日から90日後の24時が限度です。
国内旅行は、次の支払いと事故の場面を組み合わせて確認します。カードで旅行代金を払っても、旅行中すべてのけがを対象にする仕組みではありません。
- 公共交通乗用具は、乗る前に搭乗券・料金をカードで払います。
- 宿泊施設は事前予約と、チェックイン前の宿泊料金のカード払いが条件です。
- 宿泊を伴う募集型企画旅行は、その代金をカードで払います。
宿泊施設で対象となる場面は火災・破裂・爆発です。募集型企画旅行の宿泊には車中泊を含みません。
国内の航空機では、このカードで払った路線の搭乗者だけが入れる飛行場の構内も対象の場面です。飛行場全体が対象になるわけではありません。
2.家族特約は誰に、いくら付く?
対象は本会員と生計を共にする親族です。範囲は6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族で、年齢の制限はありません。年齢だけでなく、生計を共にしているかが確認点になります。
海外旅行の主な補償額は次のとおりです。公式の条件を満たした場合の上限であり、支払額は事故や費用の内容によって決まります。
| 海外旅行の補償 | 本会員 | 家族特約 |
|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高2,000万円 |
| けがの治療費用 | 300万円まで | 200万円まで |
| 病気の治療費用 | 300万円まで | 200万円まで |
| 賠償責任 | 1億円まで | 1億円まで |
| 携行品損害 | 100万円まで | 100万円まで |
| 救援者費用 | 200万円まで | 200万円まで |
本会員のけがの治療は1事故、病気の治療は1疾病ごとの限度額です。携行品と救援者費用は1旅行・保険期間中の限度額で、携行品には1事故3,000円の自己負担があります。
キャッシュレス診療を含むアシスタンスサービスは本会員のみが対象で、事前連絡が必要です。家族特約の対象者は、このサービスの対象外です。
3.航空機や手荷物が遅れたら何が出る?
海外の航空機遅延は自動付帯です。乗継遅延や出発遅延などの対象費用は1回2万円までで、条件を満たす食事代・客室料・交通費・通信費・取消料などの実費を補償します。
乗継は、前の便の遅れで乗継便に乗れず、到着から4時間以内に代替便に乗れなかった場合が対象です。出発遅延は予定時刻から4時間以上遅れ、4時間以内に代替便へ乗れなかったことが条件です。欠航なども出発遅延と同じ枠で扱います。
海外の手荷物遅延は、到着後6時間以内に荷物が届かない場合が対象です。到着後96時間以内に目的地で買ったり借りたりした衣類・生活必需品の費用を、1回10万円まで補償します。
国内の遅延は、搭乗前に航空券をカードで払う方法のほか、カード会社経由で予約してカードで払う方法があります。宿泊を伴う募集型企画旅行をカードで払い、その参加中である場合も対象です。
国内の乗継遅延は客室料・食事代が1回2万円まで、出航遅延・欠航・搭乗不能は食事代が同じ枠で1回2万円までです。手荷物の遅延・紛失は衣類・生活必需品の購入費が各1回10万円までです。家族特約の対象者も同額です。
海外旅行中に使う国内線の遅延は海外旅行として扱い、国内と海外の補償を重複して支払いません。
4.事故の連絡先はどこ?
対象になる家族か迷ったときは、本会員との関係と生計の状況を整理します。遅延の場合は、予約・支払い、便や荷物の到着時刻、支出した費用を分けて伝えましょう。
日本からの事故受付は、損害保険ジャパンのエポスカード海外旅行保険事故受付センターです。0120-11-0101で24時間受け付けています。事故の状況を伝えて、保険金の請求手続きを進める窓口です。
補償の有無と条件は、必ずカード会社・引受保険会社に確認してください。
- 海外は自動付帯、国内は対象の支払いと事故の場面が条件です。
- 家族特約は生計を共にする所定の親族が対象です。
- 家族の死亡・後遺障害や海外治療費は、本会員と上限が異なります。
- 遅延補償は国内・海外で対象費用が違い、同じ事故を重複して扱いません。
5.よくある質問
年齢が高い親も家族特約の対象になりますか?
年齢の制限はありません。本会員と生計を共にする親族の範囲に入るかが条件です。同居の有無や年齢だけで適用が決まるものではなく、生計を共にすることが必要です。
国内旅行の入院日額は家族も同じですか?
本会員・家族とも5,000円です。事故から180日以内の入院が対象で180日が限度です。事故から8日目以降も入院している場合に、1日目から支払われます。
海外で手荷物を紛失した場合も別枠ですか?
海外の表には手荷物紛失の独立した項目がありません。しおりの海外遅延費用の表では、手荷物遅延の補償として扱われており、紛失の別枠は記載されていません。
出典
- エポスカード公式:プラチナの旅行保険ご利用のしおり(確認日:2026-10-31)
- エポスカード公式:海外旅行保険の事故受付(確認日:2026-10-31)